生涯なにがあっても愛する人へ

無数に散らばるstardust

愛を込めて花束を

二宮くん36歳のお誕生日おめでとうございます。二宮くんにとって誕生日はきっといつもと変わらない1日に過ぎないから今日もきっとパズドラに打ち込んでいることでしょう。嵐を想う気持ち、仕事に対する姿勢、ゲーム漬けの日々も何年経っても周りや取り繕う環境が変わってもいつまでも変わらない二宮くんが大好きです。 

ジャニーズ事務所を退所するつもりでいた中嵐としてデビューした二宮くん。今思えば二宮くんの他にもデビューに対して後向きだったメンバーがいたことが救いだったのかもしれない。自分以外のメンバーみんなが前向きでやる気に満ち溢れていたら自分はここにいちゃダメだと強く思っただろう。16歳の時後向きな気持ちでスタートした嵐の活動だけど20年経った今、36歳の二宮くんは誰よりも嵐のことを考え誰よりも嵐のことを愛してくれている。

20年の間でどんな気持ちの変化があったの?って二宮くんに聞くのは愚問だろう。二宮くんのことだから「話したところでお前らに理解できないし、理解されたくもない」と打ちのめされるに違いない。でも二宮くんの仕事に対する姿勢を見ていれば深く大きな愛情を注いできたことがよくわかる。

 

二宮くんはとても器用だからお芝居も歌もダンスも作詞作曲までもそつなくこなすことが出来る。そんな中2006年お芝居の才能が認められてハリウッドデビューを果たすことになる。喜ばしい出来事なのにきっと二宮くんは手放しに喜ぶことが出来なかったと思う。嵐としても勢いに乗ってきたこの時期に嵐から離れてアメリカに行くのはとても不安だったと思う。その気持ちを察したかのようにメンバーが『にのがいない間は俺たちに任せろ!心配しないで大丈夫だから』と背中を押してくれ渡米した二宮くん。俳優としての仕事を全うし日本に帰って来てくれたんだ!と誰しも思っていたけど、二宮くんだけはひとりずっと不安と戦っていたんだ。

アメリカから帰ってくる時は正直不安だった。俺はアイドルなのにアイドルの仕事休んでまで役者の仕事をしてきたわけで…そんな奴がいきなり帰ってきて『ただいま』なんてさ、ファンの子達は迎えてくれんのかなって。もう忘れられてんじゃねぇかなって。『俺、ほんとに嵐に戻れるのかな?』『戻って良いのかな?』って…祈るような気持ちで帰りの飛行機を過ごした。そしたら、普通に『おかえり~』『やっほ~』とか言われて、『あれ?昨日会ったっけ?』みたいな。確かに懐かしさは感じたけど…居心地は全く変わってなかった。やっぱり、俺の一番落ち着ける場所だなって。だって、俺の居場所がちゃんと残ってた。ちゃんと残しといてくれたから、その時やっと安心できたんだ。なんか良いよね、帰る場所があるって」当時このように話してた二宮くん。

あまり自分の感情を表に出さない二宮くんが『不安だった』とファンやメンバーに素直に真っ直ぐな言葉でぶつけてくれたことがどれだけ凄いことなのかわかる人にはわかると思う。二宮くんにとって嵐が如何に大事な存在なのか一点の曇りもなく胸に伝わってくる。ハリウッドの会見で言ったこの言葉『俳優ではございませんし、日本では歌って踊っていますし、5人でグループとして活動していますし、ただ本当に淡々と伝えられたらと思って、参加している最中はそれに尽くしていました。』そしてそこから10年以上時が経ち日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞するほど俳優として力をつけた。どれだけ俳優として注目を浴びてもどれだけ立派な賞を取っても二宮くんの中にはずっと変わらずこの言葉がある。どんな仕事でも嵐のために嵐のことを想って仕事に取組む姿は嵐に対する愛の表れ。ありがとう、ずっと嵐の二宮和也でいてくれて…

6月17日は何気ない日常も全てが輝いて見える私たちファンにとっても特別な日。そんな特別な日を何も知らず思う存分幸せを噛み締めてた私達と反して二宮くんはその日何を思っていたのだろうか。2017年6月17日。

『活動休止』この言葉を聞いた時頭を鈍器で殴られたような痛みが体中に走った。このまま時が止まればいいのにと何度思ったことか。挙げ句の果てにグーグル先生に「時間の止め方」を聞いてみたけど、さすがのグーグル先生も答えを知らなかったみたい。「個人で仕事をする時は嵐に還元できることが大前提で、逆に還元できないものは僕には意味がない」と言い放つ二宮くん。もしも嵐がなくなったら二宮くんがこの世界で仕事をする理由もなくなってしまう。でもコンサートでの発言を聞く限り二宮くんはファンの誰よりも活動再開に対する強い気持ちを持っていた。私たちファンに出来ることは残された時間を全身全霊で応援すること、そして笑顔で「おかえり」と「ただいま」を直接言える日まで待つことしか出来ない。何年先何十年先になるかなんて誰もわからないけど、世界中の嵐ファンからの沢山の愛が詰まった祝福の大きな花束を渡せるその日まで、二宮くんが世界でいちばん大好きな嵐の二宮和也でいられますように…